2018年4月27日

ミリマスアイドル・短評




●序
ミリシタの発表からプレイし続けコミュを一通り閲覧し、プレイ前はまったく知らなかったミリマスのアイドルたちがどんな人物なのか多少は見えてきました。そこで、彼女たちに抱いたインプレッション(印象)を一言ずつ書いておきます。アイドルの分類はミリシタ基準です。





●Princess


・七尾百合子
いまいちよくわかっていません。基本はおとなしいけれどメルヘン世界へのあこがれなど少し子供っぽいところがあり、それに関わるおしごとの時にテンションが上がって異様にノリの良くなるところが印象的ですね。二次創作でよく見かける人気のかなりある子です。

・横山奈緒
関西弁の子です。横のテールみたいな髪が個人的には好みで、親しみやすい性格がかわいい。ミリシタのコミュで顔を赤らめて手をひらひらさせる仕草が、特にかわいいと思います。

・春日未来
メイン3人のなかでもセンターの、本来なら「ミリマスの顔」というべき位置にある子だと思うのですが、それにしてはちょっと印象が薄いです。ASなら天海春香、デレマスなら島村卯月にあたる子なのですが、ミリマスではキャラクターのバランスをおそらく重視していることもあって、彼女の出番がとりわけ多いわけではなく、影が薄いです。万人受けする「プレーンさ」もあって、この子の個性は何だと思いますか、と問われると返答に困るぐらい特徴をつかめていません。「天海先輩」に憧れる頑張り屋の子、ということぐらいでしょうか?

・徳川まつり
個性の塊で、姫を自称するちょっと電波であざとい子です。この電波さからニッチな需要がある一方で一般受けはしないだろうとはじめて見たときは思いましたが、なかなかどうして人気のある子のようです。ミリマスのイベントは突拍子もないところがあるので、こういう電波な子も受け入れられやすい土壌が、ミリマスにはあるのかもしれませんね。

・矢吹可奈
歌が下手でありながら歌好きなアンバランスな一面を持つ子。下手くそな自作即興の歌をよく歌ってそこがかわいらしさの一つなのでしょうが、自分はその点はあまり好きではありません。それがアイデンティティと化しているため、「可奈は歌が下手」という設定の呪縛から逃れられず、いつまで経っても歌が下手なままなので、(設定上しかたないにしても、)歌好きなのに上手く歌うことへの向上心がないのかな、とそう思ってしまいます。

・佐竹美奈子
中華料理店の看板娘で料理が好き、気立てが良くて元気があるという、周りから好感を抱かれること間違いなしの子です。ポニーテールが好みなので、そこも好印象です。ひと目見て、この子はきっと一般にも人気の高い子なのだろうなと感じましたし、実際に人気が高い子です。

・高坂海美
元気いっぱいな子です。デレマスでいうと、日野茜ですね。その元気一杯な彼女ですが、バレエを習っていて得意という意外な特技もあり、それも好印象です。それと、ミリシタではほぼ彼女用のモーションとして、腕を三戦の構え(握りこぶしを作り、手の甲を相手の方に向け、ボクシングのように顎の高さあたりに来るように構える)にしてから、やや前のめりになり、手と身体全体を上下に振って目を輝かせるモーションがあるのですが、それが抜群にかわいいです。

・田中琴葉
諸事情により遅れてやってきたアイドル。容姿といい、「スタンダード」な感じが漂っていて、未来よりよっぽどセンターらしい子だな、という印象を受けました。がんばりやで、一人で抱え込んで潰れそうなタイプなのもセンターらしく、主人公を貼れるポテンシャルがありそうな子です。一点、意外だったのが声で、容姿から想像できるものより声が一段低く、落ち着いた印象があります。

はてなブログで「琴葉は遅刻したことで、『遅れてやってきた』ことがアイデンティティになってしまって気に食わない」と主張するオタクの文章をちらっと見かけましたが、確かにミリシタに遅れて登場したことが今のところ一番印象にあることなので、みなと同時にスタートしていたらこの子にどんな印象を持っただろうか、自分でも気になります。

・高山紗代子
メガネっ娘。それ以外のことは…いっさいわかりません!メガネっ娘というだけでポイントが高いですが、ではそれ以外にはどこが印象に残りましたか、と尋ねられると返答に窮する感じでして、まだまだよくわかっていません。

・松田亜利沙
アイドルオタクという趣味と、KOEI三国志の呂布を思い出させる虫の触覚のような跳ね上がったツインテールが特徴的な子です。

当初は、その2点にあまり好印象を抱きませんでした。アイドルオタクというのは、自分の周囲にはアイドルを好きな女性がおらずリアリティが無いためか、何かプレイヤー受けを意図した造形のようなわざとらしさを感じてしまいます。呂布のような触覚も慣れていないというか、個人的に好みではありません。

単純接触効果なのか、はたまたそれらの好みでない一面にとらわれなくなってきたのか、最近では彼女への苦手意識はありません。ただ、魅力的な子がたくさんいるなかであまり選ばれることはありませんし、ミリシタではSRカードが引けないこともあって、結構なあいだ北沢志保とこの子がならんで親愛度最下位でした。



(追記)「単純接触効果」について、どうもこの効果は「単純によく目にする者を好きになる」というものではなく、「自分がポジティブな感情を抱いている者を、よく目にすると、より好きになる」というものであるらしいです。すると、松田亜利沙に少なからず好意を抱いていたということになるのでしょうか?



・エミリー
ミリマスでは珍しい、外国人とのハーフの子です。ハーフは、他にはエレナぐらいでしょうか。日本の文化を褒め称え、カタカナ語は一切使わずに言い換え、大和撫子に憧れているところが個性ですが、最初はそうした日本を持ち上げるところが最近の「日本スゴイ」の風潮を想起させ、そのために愛国的な欲を満たすためのご都合主義的な存在に思えました。本人に罪は無いですが。その点を除けば、普通にかわいい子です。

・福田のり子
身長が高く、レスリングが好きなパワフルな子です。個人的な経験になりますが、高校時代にのり子のような背の高い子(わりと好きだった)が髪型チェンジに失敗してぱっつんになったことがありまして、彼女のぱっつん髪はそれを思い出させるので、のり子は私個人としてはなかなかエモいです。世間的な人気は出ないでしょうが私は好きです。

ところで、この子の属性が「Princess(プリンセス)」なところが、ミリシタの属性分けの無茶苦茶さを物語っているような気がします。菊地真もプリンセス属性で同様に首をひねっていますが、こういう子たちがかわいい格好をして「(女の子らしいという方向性で)かわいい」のは、クールやパッションな一面がしっかりとしたベースとしてあるからというのが忘れられてほしくないと思います。謎の訴えかけでした。

・中谷育
ミリシタではわりと少ないロリの一人です。かわいいこどもだなぁ、とは思いますが、それ以外でもう少しなにか特徴が見えてこればな、とも思います。桃子やひなたや環に比べて、プレーンな印象です。


●Fairy


・北沢志保
コミュでは、良い子だらけのアイドルたちの中ではめずらしく「とげとげしさ」「不機嫌さ」を表に出す子で、仕事に慣れてくる前の如月千早を思い出させる雰囲気でした。いわゆるツンデレというやつなのかもしれませんが、コミュで確認できた限りではあまりデレている印象はなく、ミリシタから始めた自分には「不機嫌な子」という印象が目立ち、当劇場内では長い間、不遇をかこっていました。私服はダサいですし、容姿もそれほど好みというわけではありません…う~ん。

一方で、ミリマス界隈ではミリマスを代表するぐらい大人気なようで、かなり意外です。ミリシタでは語られていない、もしくは私が見逃している魅力的な一面を秘めている子であるような気はします。

・周防桃子
ミリマスでは珍しいロリの一人です。最初、私は桃子のことを「身体が子どもなだけで、年齢は結構いっている人(少なくとも酒は飲める年齢)」だと思っていました。つまり、このみさんのような立ち位置の人だと勘違いしていました。なぜそう勘違いしていたのかは自分でもわかりませんが、おそらくネットで彼女が「桃子先輩」と呼ばれており、「先輩」と呼ばれるからには他の子よりもずっと年上なはずなのだろう、との先入観を抱いていたからなのではないかと思います。この勘違いのため、その年齢にもかかわらず「お兄ちゃん」と呼んでくるあたり、自分の外見的な幼さを十分に理解しつつもそれで積極的に利用しようとするあざとさを持つ、なかなかにおもしろい変わった女性だなぁというのが、最初の印象でした。

後にそうではなく自分が勘違いをしているだけで、子どもらしい外見の大人ではなく、大人びた中身の子どもだと、気づきました。それによって、けっこう普通の子だとなんだな、とも思いましたが、「いつも箱を持ち歩いている」などの行動はふつうに「子どもらしく見られないためにやっている」ということを理解しましたし、背伸びした子供らしいかわいさを持つ女の子なんだな、とそう思いました。

声もたいへんかわいく、文句なしにかわいい子です。


・真壁瑞希
基本は無表情なのですが、それがライブになるとパッと花が咲いたように笑顔を見せるときがあるのが本当にかわいいです。受け答えもユニークで楽しいですし、無表情さから自分の内面に閉じこもるような子に見えて、手品という趣味で周りを積極的に楽しませようとする意外な社交性も持ち合わせています。いい子です。人気がでるのも分かります。

・最上静香
正直いって、まだ良くわかっていません。本好き…だったっけ?そんなクール系少女。北沢志保よりも素直なクール系…それぐらいですかね。

・所恵美
気軽さと親しみやすさが魅力的。ある意味で猫みたいなかわいさがあります。

・永吉昴
スポーツ系に元気な子です。「野球やろうぜ、野球!」といいそうな野球キャラ。アイドルになる動機も女の子らしくなりたい云々ということで、菊地真を連想させます。ただ、菊地真の場合はその動機は内的なものですが、永吉昴の場合は親から言われたレベルの外的で弱いものであるらしく、女の子らしさには無自覚でそこまでこだわりがなく、そこが大きな違いだと思います。個人的に男っぽい子も好きなので、グッドです。

・ロコ
ルー大柴のような言語感覚で、アーティステックであろうとするガール。ユニークなラングイッチセンスの一方で、エクスプレッションしたいことがあまりリアライズできないこともあり、他の子と同じようにジャパニーズをスピークしてほしいともスィンクしなくもないです。ただ、どんなときもマイペースにアーティスティックにアクトしようとするところがソーキュートです。ミリシタでは、ロコアートのコンプリケイテッドさをエクスプレスするようなソングはモゥストディフィカルトであり、自分は未だにクリアーできないままです。コミュでは、タカネに「みちこ」とコールされるシーンがライクです。

・ジュリア
ジュリアという名前から最初はハーフアイドルだと思いましたが、たんにそれは芸名で生まれも育ちも九州な子です。オフのときはロックなお化粧や髪型をしていますが、オンのときにはガラリと変わってアイドルらしい格好になるという、星輝子の外見チェンジをオン・オフ逆にしたような変わり方をします。その「変わり様」がいちばんの特徴ですね。

・天空橋朋花
自分のファンを仔豚扱いする、なかなかに攻めたスタイルが印象的です。ドM気質の人が好きそうです。ドMでない私から見たら別にそんな扱いをしていらないのですが、仔豚からお金を巻き上げる性悪女かといえばそうでもなく、仔豚(≒自分のファン)に癒やしを与えるためにアイドル活動を頑張るという「献身的」な一面があるのも面白いところです。

・白石紬
北沢志保や過去の如月千早のように、外にとげとげしさを出す子のひとり。また金沢出身の地方人。ミリシタから加入した新人。「なんなん?」や彼女を模した謎生物などに代表されるようにイジられるキャラクター性が確立している最中のような、そんな感じです。おそらくミリマスからやっている人にとっては北沢志保も同様にイジられキャラのようなところがあるのでしょうが、ミリシタから始めた自分にとってはそんな印象がなく、むしろこちらの方がイジられキャラの本丸といった印象です。

・百瀬莉緒
セクシーの自覚があり、セクシーさを出そうとする美人。そのあたり、セクシーさに無自覚でそういうおしごとをなるべく回避しようとする風花さんとは対象的です。そのセクシー攻撃が空振り気味なのが、かわいさポイント…なんですかね。

・二階堂千鶴
ニセセレブ。それ以外は…謎です。

・舞浜歩
ピンク髪という攻めた髪色で、かつダンス系の活動的な子です。


●Angel


・望月杏奈
オフのときは言葉少なでおとなしく、オンのときはほんの軽く覚せい剤をやったかのようにやたらとハイテンションになる、そんなオンオフの差がミリマスのなかで最も激しい用に思います。この子を見ていると、デレステで同じく人気のある星輝子を思い出しますが、雑に言えば同じような子たちですね。あっ、どちらかというとオフの彼女の方が好きです。

ところで、昔はこの子の二次創作イラストをよく見ましたが、最近はあまり見ない気がします。ミリシタのコミュでも最近はあまり見かけない印象で、知らず知らずのうちになぜかフェードアウトしていっている感があるのはなぜでしょうか?自分の観測範囲が偏っているだけで一般的にはそうでもないのかな?

・箱崎星梨花
かわいい。松田亜利沙のところでも述べたように、わたし個人としてはあまり上に跳ねるようなツインテールは好きではないので容姿の面で言えば好みではないのでしょうが、それでもかわいいと感じます。特に、ミリシタでレアドロップ衣装となっているグレイトフル・ブルーがかなり似合い、たまらないぐらいかわいくなります。

またまた個人的なことになりますが、小学校の同級生で「せりか」という名前の子がいました。結構その子が好きだったので、「せりか」には言いしれない、自分の無意識下にある甘酸っぱさを感じます。その子の名前は、父親がクルマ好きでトヨタのセリカから名付けたそうですが、こっちのせりかちゃんの名前はどこから来たのでしょうか?気になりますね。

・伊吹翼
「モテるためにアイドルをする」という動機から始まり、仕事に対する姿勢がちょっと不真面目な子。メイン3人の一角であり、そういう性格も含めて、「ミリマス版の美希」として生まれてきた子なのでしょう。美希センパイにあこがれていて彼女との絡みも多く、後輩キャラ、そんな印象です。ミリシタでは初めてのSSRがこの子だったので、ちょっとだけ思い入れがあります。

・馬場このみ
ロリと見せかけた大人。最近になってミリシタに実装された「dear」で見せる歌唱力がすごい。

・北上麗花
髪がめちゃくちゃ痛みそうな髪型で、そこが気になって仕方がありません。

・大神環
ロリ。声がなによりも特徴的で、聞いていると「えっ、ずっとその声でしゃべるの?」なんて思ったりしてしまいます。

・野々原茜
みんなだいすき茜ちゃん。自分のかわいさに自信満々で、コメディカル(コメディーみたいな)な役割を担う印象があります。コミュに登場すると場が明るくなる良い子です。いわゆる、「ウザかわいい」とよばれるタイプの子で、その点が好みが分かれるところでしょうが、自分は明るいので好きです。実際かわいいのだし、かわいいと自信を持つところは悪くないと思います。そういった面は、デレマスの輿水幸子を思い出させるでしょうか。

・宮尾美也
しゃべりかたがゆるふわで、声が催眠音声のようです。声を聞いているだけでも幸せになります。めちゃくちゃかわいくて癒やし寄り。ちょっとだけジャンプしながら左右に揺れる動きもコミュでよく見せるのですが、それもかわいいです。

・豊川風花
正当派アイドルになりたい無自覚セクシーです。この点、自分のセクシーさを売りたい百瀬莉緒とは対照的です。容姿も含めて、正味、あずささんみたいだな、という印象。性格も癒やし系で良いのですが、いまいち「あずささんとはここが大きく違う」と言える個性を自分のなかでつかめていません。「三浦あずさと決定的に異なる点」が欲しいところです。

・桜守歌織
歌のお姉さんっぽい。子どもが好きそう、好かれそう。歌織さんの出ているイベントは見ていないので、いまのところ他の人とどんな掛け合いをする人なのか、わかっていません。

・島原エレナ
うーん、ダンスが好きな事とブラジル人のハーフ(?)ということ以外、ミキ、よくわかんないや☆

・木下ひなた
だべさ~。どこの方言だ。最近のSSRカードの覚醒コミュが、めっさかわいかったです(くしゃみを100回すると死ぬ、という言葉を信じたひなたが、プロデューサーのために嘘泣きをするコミュ)。

・篠宮可憐
髪型がエキセントリックすぎる。


●おわりに


最後の方、雑になってきた点に、ちょっと書くのに飽きてきたのが分かると思います。ちかれた…。個人的に、とりわけ魅力的だなメンバーを各属性3~4人挙げると次のようになります。

●Princess
・横山奈緒
・佐竹美奈子
・高坂海美
・福田のり子

●Fairy
・周防桃子
・真壁瑞希
・永吉昴

●Angel
・箱崎星梨花
・伊吹翼
・宮尾美也

1~2人に絞ると、瑞希、桃子あたりかな。

元々、ミリマスに触れだしたのはミリシタを始めたからで、ミリシタを始めたのは「AS組(初期アイマスの13人)がいるから」という理由なのですが、見てみるとなかなかどうして愛着がわいてきて、彼女たちの衣装報酬があるとイベントも走ってしまい、ガチャも引いてしまい、事前の予想以上に時間を使ってしまっている次第です。

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