2019年1月27日

なぜ、双海亜美はこうも不人気なのか?





 なぜなのか。








 アイマスの原初、アケマス時代から不動の人気を誇るとされる、われらが双海亜美。人気投票があれば常に最下位をひた走り、ミリシタの一周年イベントではアイドル別のために人の少なさから1000位ボーダーがなかなか現れず、ボーダーの低さでは不人気のミリオン代表こと舞浜歩と熾烈な最下位争いを繰り広げた。つい先日のTC(ミリシタの投票企画)では、亜美に投票しようと思って順位を確認しても票の少なさから「ランクインしている役はありません」と表示される他ではお目にかかれない状況が長々と続いた。(最終的に、妖精役をめざし得票数は1/4舞浜歩に終わった)

 なぜこんなにも人気が無いのか?ガチのアイマスPであれば、その豊富な知識と経験からすでに問題の本質を見抜いてしまっているかもしれないが、私のようなライトユーザーにはちょっと分からない。そこで、その理由を少ない知識と足りない頭で考えてみたいと思う。

 まずは亜美と真美の姉妹に共通する不人気ポイントを考え、次に、亜美真美の2人でもなぜ亜美の方が不人気になのか考えていきたい。

 
1.双子という設定と、似通った性格



 そもそも、双子という設定で亜美と真美が同じフィールドに存在し、あまり差別化できていないのがよろしくないのではないか。亜美も真美も明るいイタズラっ子で、「真美ではなく亜美でなければいけない」と、ライトユーザーでも分かるような差別化ができていない。差別化できていないがゆえに同じ支持層から自然、票割れを起こす。票割れを起こすから、当然、人気投票では圧倒的な下位になる。

 この大元は、アイマス無印時代に「二人で一人の双海亜美を演じていたこと」があるのだろう。古代のアイマスについて書かれたものを読むと、昔は2人で「1人の双海亜美」を入れ替わり演じているおり、そのため、ほぼ同じ容姿の差別化されていないアイドルであった。そして、この2人のあいだでの差異のなさは、アイマス2を通じても残った。したがって、今現在でも支持層がモロ被りする2人が同じステージに常に両立することになり、票割れ効果によって不人気の宿命を余儀なくされしまった。

 これに関して思い出すのは、後発のシャニマスでの大崎姉妹という双子の姉妹の存在だ。彼女らは、双海姉妹(亜美真美)の反省を活かし、双子なのに容姿も性格も正反対というキャラ付けにされていると聞く。やはり、アイマスという舞台で戦っていくにはそのぐらいのはっきりとした双子間での違いが必要なのだろう。

 亜美と真美にはそれがない。


2.高すぎる身長とこどもっぽい性格のミスマッチ



 アイマス2から、亜美と真美は身長が大幅に伸び、なんと高卒の律子までをも超える身長の持ち主となった。2をきっかけに変化を加える意図があったのだろうが、裏目に出ている。明らかに背が高い。高すぎる。ここまで身長を高くしたことが間違いの元だ。

 もし、亜美をロリキャラとして売り出したいのなら、そこまで身長を高くすべきでなかった。「ロリらしいかわいらしさ」にはある程度の身長の低さが求められるから、亜美の高校生なみの身長はさすがに高すぎる。そんなに成熟した背の高い子が、イタズラをする未成熟なガキんちょとして幼稚にふるまうと、初見の人はかわいいというよりも違和感を覚えてしまうのではないだろうか。




 この点、公式も理解している人がいるのか、二次元の絵では身長の高さは上手くごまかされることもある。上の絵は、叱っている律子の身長より亜美のそれの方が2㎝高いのだが、それを感じさせないように描かれている。



 しかし、身長について、特にミリシタでは、3Dのためどうにもごまかしようが無くなっている。育やひなたなどの小学生のアイドルと並ぶ場面があると、亜美真美の身長の高さが浮き彫りになってしまう。

 身長が伸びて「今までとちがう亜美真美」になったのなら、それ相応に成長した「今までとちがう亜美真美の内面」も求められるものだ。もっとも、真美の方は上のスクショのイベントコミュなど、単なるガキンチョでない一面も描かれているが、亜美についてはどうもその辺置いてきぼりにされているように思えてならない。パヤパヤパー。


3.メールの文面が奇妙



 メールの文面が双海姉妹の特徴の一つだが、とかく文面が古く、読みにくい。

 古いという点では、亜美真美のメールの文面はひと昔前のおっさんが考えたギャル語のような雰囲気を漂わせている。「ソ→ダンにノってくれリンコ!」とメールに書く子どもなんて、今時いるだろうか?酒に酔ってテンションの上がったアラフィフ中年男性ぐらいだろう、こんなことを書くのは。むしろ、時代についていけず必死でネカマをする一時代前の中年男性のメールだ。もしこんなネカマを見かけたら、「おじさん、刑務所にでも入ってて、今の言葉遣いをしらないんですか?」と煽るぐらいだ。

 昔の特徴を無理やり引き継がなくていいから、もういい加減に卒業してまともになって欲しい。新規の人にはとっつきにくい上に、不自然だ。これもファンの少なさの一因となっていると考えられる。




 以上、亜美真美が不人気なのは、1.双子間で票割れを起こしており、2.高すぎる身長がこどもっぽい性格とミスマッチで、3.メールも古くて読みにくく奇妙なこと、が原因だと挙げた。



 ところで、ここまで出した理由は「なぜ、双海姉妹が不人気なのか?」につながるものだった。しかし、それでは「なぜ、亜美は真美よりもさらに不人気なのか?」は見えてこない。そこで、以降はなぜ亜美が真美より不人気なのかを考えていく。


1.アイマス2でのNPC化



 アイマス2で亜美は「竜宮小町」というユニットに追放されてゲームのサブキャラとなり、真美とは違いプレイ不可能なアイドルだった。これにより、トータルの出場機会が真美より少なくなり、この間に昔からの亜美真美Pがその間に真美Pとなったり、新規Pが真美に流れたりしたと思われる。結果、亜美の人気が真美のそれを下回ることになったのではないか。

※NPC…ノンプレイヤーキャラクター。プレイヤーが関与するゲームの主人公でなく、ただの登場人物のこと。

2.アニメ版アイドルマスターの影響



 アニメ版アイドルマスター(アニマス)も、亜美と真美の差をつけたのだと思う。

 まず、見せ場という点では、真美には車内でPと真美が話す印象的なシーンがあるが、亜美には「真美ではなく亜美だけのシーン」と言えるシーンがこれといって無かったように思う。



 また、1に関連して、「亜美真美」に興味を持った人も真美に流れる人の方が多かったのだろう。なぜなら、2011年のアニマスから、亜美がプレイアブルになる2014年のOFAまでには3年の開きがあるからだ。アニマスで亜美真美に興味を持ってアイマスに手を出したような人にとって亜美はNPCに過ぎず、一方の真美は正真正銘のアイドルだった。

 このアニマスの存在も、アイマス2での非プレイアブル化との相乗効果で亜美に不利に働いたと思われる。


3.成長のなさ



 もともと、亜美も真美も「亜美のような」髪形と性格だった。それがアイマス2で亜美と真美にはっきりと分けられた際、亜美がNPCにされたこともあり、今までの「亜美」との違いをはっきりさせる髪形の変更や性格の変化などは真美に集中した

 逆に言えば、亜美は真美に比べて、外見も中身も古いまま残された。後に亜美はプレイアブルキャラとして復活したが、外見や性格の変化は依然として弱いままだ。これにより、真美に比べて「変わり映えのない、成長の無い子」になってしまったのではないか。

 そして、前述のように身長の高さと中身の幼さがマッチしていないため、ミスマッチがフォローされないまま、問題がすえおかれてしまっている。ミリシタで真美は年下に対して年齢相応の成熟を見せることがあったが、亜美にはそれがあったかどうか。記憶にない。この昔からの成長のなさも、亜美が真美に人気で劣る一要因だろう。


 以上、亜美が真美に人気で劣る原因として、1.アイマス2でのNPC化、2.アニマスの影響、3.設定面での成長のなさ、を挙げた。見返してみると、やはりアイマス2で真美がプレイ可能で亜美が非プレイアブルとなったことが、亜美と真美の差をつけた、と思われる。


・まとめ



 以上、双子が不人気なのは、1.双子間で票割れを起こしており、2.高すぎる身長が性格とミスマッチで、3.メールも古くて読みにくく奇妙なこと、が原因であり、さらに真美よりも亜美が不人気なのは、1.アイマス2での非プレイアブル化、2.アニマスの影響、3.設定面での成長のなさ、と原因と思しきことを挙げ連ねた。

 正直、舞浜歩の不人気に対して「髪がエキセントリックすぎる」と挙げるような本質的な理由がどうも思い浮んだとは思えない。しかしながら、亜美不人気の原因の一端は挙げられただろう…か?



 パヤパヤパー


 もし「俺は答えを知っている」と思う強いアイマスPがいたら、ツイッターでリプください。





3 件のコメント:

  1. 木下ひなたは14歳の中学生ですね

    返信削除
  2. 最近ミリシタ始めたけど真美の方がモデルが可愛く見える、髪型のせいかな。

    返信削除
  3. 亜美は人の盆栽にオレンジジュース与えて枯らせかけたりみんながPのために用意してたプレゼント食ったりとバカ代表の未来以上に頭悪い行動することがあるから嫌われてるんだと思う

    返信削除