2019年4月14日

インスタントコーヒー飲み比べ


・目的
 最近、インスタントコーヒーを飲み始めました。カフェインの薬効が目当てで味の良し悪しは二の次なのですが、せっかくなので色んなものを飲み比べてみたい、しかし飲み比べても書き残しておかなければすぐ忘れるということで、飲んだ感想をここに書き残すことにします。飲み終わったら、順次、書き足します。

 なお、書き始めたころがちょうどアマゾンアソシエイトに通った頃なので、amazonアソシエイトリンクが貼ってあります。ですが、今までにこれで広告収入が発生したことはありません。0円です。残念。

・テンプレ
X品目「(商品の名前、分量)」(購入時の価格)★によるざっくりした五段階評価

・履歴
2018/5/19 記事作成、「UCC117」、「ゲンキーPB」、「UCC114」追加。
6/15 「AGF ちょっと贅沢な珈琲店」追加。新しいものは上に追加していくことに。
7/14 「AGF マキシム」追加。
8/15 「AGF マキシム モカブレンド」追加。
2019/2/24 「ネスカフェ ゴールドブレンド 80g」追加。
4/14 「キーコーヒー インスタントコーヒー スペシャルブレンド」  80g


・8品目「キーコーヒー インスタントコーヒー スペシャルブレンド  80g」(約350円?) ★★
https://amzn.to/2KEc7DD
 
 イオン系のスーパーで購入。田舎にはそれぐらいしかインスタントコーヒーを売っているところが無いのだ。ジーク、イオン!

 開封したてでこれを書いているが、コーヒーの開封したてに香りを確認するとやはり良く、良い香りがほのかに香ってくる。(置いておくとだいたいすぐに香りなど飛んでしまう)

 また、コーヒーカップを洗い、粉を注いでカップを嗅いでみたところ、なかなか良い香りがした。水と溶けあうことでさらに良い香りが漂ってきて、かなり期待感が高まった。さすが開封したてだけあった。

 しかし、そのあとが拙く、そこにアツアツの熱湯を注いだところ、香りは瞬く間に夢散してしまった。嗅いでも、さきほどの香りが思い出せないほど香りが消えてしまっていた。このコーヒーの香りを保つためには、電子ケトルで湧きたてのアツアツのお湯を注ぐのはNGで、少し冷ましてから淹れなければならないらしい。勉強になった。

 味はというと、苦味系。Amazonのレビューを見ると、「酸味と苦味のバランスが~」「酸味が強めです」と書いてあるが、個人的には苦味しかしない。私が苦味と酸味の違いが分からないバカ舌なのか、それとも淹れ方が拙かったのか、はたまたそもそもの苦味と酸味の自分のなかでの定義が間違っているのか。何だろうか。

 全体としては、ゴールドブレンドの半額ということもあり、コストパフォーマンスに優れたなかなかの一品(ひとしな)だ。



・7品目「ネスカフェ ゴールドブレンド 80g」(\800前後) ★★☆☆☆
https://amzn.to/2GGDl9Y

 特売でも何でもなかったものの、以前から気になっていたブランドなので購入しました。このゴールドブレンドはインスタントコーヒーを飲んでいない人でも名前を知っているようなメジャーブランドでは無いかと思います。そんなブランドの味が気になるのは人情ですね。

 本品の特徴は、なんといってもその値段です。同じような80~90g入りの他ブランドのものは400円ちょっとですが、本品は特売で無かったのもありますが、その倍します。それだけに他には無い香りや良さがあるのでは、と期待値は否応にも高くなります。

 しかし、飲んでみると、確かに良く続いているブランドだけに悪くは無いものの、他を凌駕するような香りや味わいが感じられるか、というと疑問符がつきます。まぁ、私があまり味や香りに繊細ではないこともありますが、そんな鈍感人間には値段相応に他のブランドに比べて抜きんでているとは思いません。

 また、ゴールドブレンドの豆やカフェインと自分の胃腸との相性がちょっとよろしくないのか、食後に一杯飲むと快便間違いなしの状況になります。もし、便秘気味なら下剤代わりの特効薬ですが、今のところ特段コーヒーに快便効果は求めていないため、単なる副作用です。

 味は他と互角としても、値段の分だけコストパフォーマンス(※)では他に劣っており、また、快便効果が副作用として付いてくるため、★2です。悪くないですが、他にもっと安いブランドがあるため、ゴールドブレンドを再び買うことは当分ないでしょう。


・6品目「 AGF マキシム モカ・ブレンド 袋 135g」(\537)  ★★★☆
https://amzn.to/2nHgwHu

特売になっていたので、購入。実を言うと、8/1から生活スタイルが少し変わり、コーヒーの常飲も不思議としなくなった。そのため、前回のものを飲み切るのに1か月かかってしまった。

前回の予定通りに、クリームを併せて購入し、今回からカフェオレにして飲むようになった。カフェオレというと、少し子どもっぽくコーヒーを味わうのに不適のように思えるが、何だかんだで飲みやすいので良い。

久しぶりのコーヒーで、「今までのコーヒーとの違いは?」と考えるが、てんで分からない。まぁ悪くはない。


・5品目「 AGF マキシム 80g 瓶タイプ」(\429)  ★★★☆


以前から気になっていたマキシムを購入。特売のコーヒーがあったが、好奇心が勝った。前回のコーヒーを買ったのが1か月前だから、1か月に一瓶ぐらい飲んでいる計算になるか。買った瓶タイプがアマゾンになかったので、リンクは別のつめかえタイプ。

味としては酸味がややある、スタンダードな味。味を正しく評価するためには前回飲んだ商品の味を覚えていけないと思うが、あまり覚えてなくてよく分からないのが、正直なところ。まぁふつうということで。

ブラックコーヒーばかりでは芸がないので、今度買うときはモカブレンドとクリームを一緒に買うか。

・4品目「 AGF ちょっと贅沢な珈琲店  袋スペシャルブレンド 135g つめかえタイプ」(\537)  ★★★

https://amzn.to/2sZK06n

100円引きの特売をしていたので、購入。最近では、インスタントコーヒーを飲むことが習慣化してきた。

飲んで一番に感じたのが、独特の苦味とも酸味とも形容できる味。具体的にどういう味かと形容する語彙が無いが、強烈な個性があり、悪くはなかった。また、粉末が今まで試したコーヒーより難溶(溶けにくい)で、お湯を入れてすぐに口をつけると溶けていない粉末がダイレクトに舌に届けられ、苦かった。香りもコーヒーらしい香りがする。

そこから「独特の味の強さ」と「溶けにくさ」が、本品の特徴…と飲み始めたころは思っていたが、購入から一カ月ほど経った今、飲んでみると、どちらの特徴も薄れている。同量の粉末を入れても味を感じにくくなったし、粉末の溶けにくさも無かった。さらには香りも弱まっている感じがする。

推測だが、おそらくこれらの要素は、「コーヒー粉末の新鮮さ」から来ていたのだろう。粉末の新鮮さが独特の風味を強め、完全に乾燥しているため粉末が溶けにくくなり、香りを際立たせていたのだろう。インスタントコーヒーでも、「鮮度」が意外と味を変えるのだな、とこのコーヒーで学ぶことができた。

これを機にネットでコーヒーの記事を見たが、インスタントコーヒーの粉末の賞味期限は開封後約1カ月、日光を避けて湿気らないように保存しないと、風味が落ちて味もぼやけるそうだ。どうも、今回は保存状態が悪く、湿気らせてしまったようだ。これを書いているのは初夏、梅雨にやられてしまったのだろう。

最初の頃の味を「本来の味」とするなら、評価は★3~★4。しっかり個性があり、香りもあってそこそこ良いが、手放しで称賛するほどでもない。そこそこのコーヒー。そんな感じ。

・3品目「UCC ザ・ブレンド 114 90g」(\429)  ★★☆☆☆

https://amzn.to/2sEMEyy

1品目と同様の「UCC ザ・ブレンド」のブランドで、苦味強めの117とは違い、酸味強めの114を今度は飲んでみることにした。ネットを読むと、コーヒー好きには苦味派と酸味派があるらしく、「117より酸味が強い(苦味が弱い)」とラベルに示してある114を飲むことで自分がどちら派なのか確かめたかったからだ。

結果は…あまり口には合わない感じがした。ゲンキーのプライベートブランドよりはマシな印象だが、う~ん、自分にはUCC117のほうがコーヒーらしさがあって、コーヒーを飲んでいるという感じがする。このコーヒーにある「酸味」は自分にとっておいしいと感じるものではない。

香りはお湯を注いだときに良い香りがするが、あまり重視していないので他のものと比べてどうということはない。

おそらく自分の中でのコーヒーは「苦味」なんだな、というのが確信に変わりつつある。前回、酸味の強いゲンキー自社ブランドのコーヒーを飲んだものの、そのコーヒーは酸味が強いだけでなく、ただ単に質が悪い可能性があった。だが、114は酸味の強いもののなかでもそれなりに定評のあるブランドで、それを飲んでも違うと感じた。これはやはり、自分は「苦味派」ということなんだろう。

なお、ここまでコーヒーを飲んでくると、インスタントコーヒーとの付き合い方も徐々にわきまえてきた。味が好みでないことも手伝ってアメリカン・コーヒーに、つまりかなり薄口のコーヒーにして飲むことも覚えたし、そのこともあって容量用法を守ってオーバードーズし過ぎないようにもなった。


・2品目「ゲンキー Cafe de Beau 100g」(\321) ★☆☆☆☆

「どうせカフェイン目当てなのだから、一番安いやつを買えばいいじゃん」などという、日本の失われた30年を築き上げた悪名高きデフレ思想に則り、近所のドラッグストアで一番安かったものを購入。

「ゲンキー」を知らない人も多いので補足すると、福井県に本社を置き中部地方を中心に展開する新興ドラッグストアで、イオンのトップバリューのようにお値段重視の品を、自社ブランド(プライベート・ブランド)で販売している。これは、そのインスタントコーヒー版。

味は…まずい!よく分からない酸味が強い。
味覚の好みもあるだろうが、このコーヒーは苦味ではなく酸味に寄っていて、UCC117で「苦味こそコーヒー」という感覚を刷り込まれたせいか、最初飲んだときはとにかくその不味さに驚かされた。

原産地を確認すると「原産地・ベトナム」で、他のものはたいてい「ブラジル、コロンビア」なので、そこらへんも関係しているのかな、とも考えたりした。

香りは、注いだときはそれなりに良い香りがする。しかし、飲んでいる最中に納豆のような臭いというか味というか、そんなような感覚を一度だけ味わったことがあったが、元々こういう味がするのか、それとも私がコーヒーを飲まずに放置しておいて、腐らせてしまったからなのかは判然としない。

ただ、ずっと飲んでいるとその味にも慣れてくるし、アメリカンコーヒーにしてしまえば味などほぼ関係なくなるので、カフェイン目当てにだけ飲むのなら、コストパフォーマンスは優れているのかもしれない。それでも、新興企業のプライベートブランドで、原産地もベトナムなので、ちょっと信頼がおけないところがある。

ちなみに、「Cafe de Beau」はフランス語で「美しい喫茶店」という意味らしい。


・1品目「UCC ザ・ブレンド 117 90g」(\429)  ★★★★★

https://amzn.to/2l0ZmDb

ネット上で評価が高かったので、試してみることに。ラベルに味わいチャートがついていて、それによるとこのコーヒーは「苦味強め、酸味少し弱め」というタイプのコーヒーらしい。

飲んだ感想は、「意外と、おいしい!」。「意外と」とつくのは、これまでの経験から、インスタントコーヒーはとかく不味いという印象が強かったからだ。小学生の時分、小学校の何かのイベントで、近所のおばさんが持ってきたインスタントコーヒーを興味本位で飲んでみたが、もうそれはそれはクソほど不味かったことを覚えている。このコーヒーは、その印象を覆してくれるものだった。

お湯を注いだときの香りも、これを書いている時点ではどういう香りだったかすっかり忘れたが、良いものだったと思う。

なお、久しぶりにコーヒーを飲み始めたので、その飲み方や粉末の分量を理解しておらず、やたら濃いコーヒーを入れてしまって不眠に陥ったり、ほんの軽くだが頭痛やなんとなく不安になる症状に襲われたりした。急性カフェイン中毒、といかないまでもカフェインの採りすぎである。



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