夏には寝苦しい夜がつきものだ。そして、寝苦しい夜には夢がつきもので、最近、また夢を見るようになった。寝苦しさとともに見た夢を、思い出すかぎりここに書いていきたい。
第十一夜 日本兵として
私は日本兵になっていた。周囲には同様の格好をした日本兵がいる。周りを見渡すと、ここは東南アジアだろうか、川が広がっており、川辺に低い古ぼけたビルが一棟だけ建っている。そのビルは3階建てのコンクリートビルで、長らく放置されているようで内装もなくコンクリートがむき出しである。そして、そのビルに接するように、これまた寒村にありそうな小型の漁船が接岸している。私は今所属している小隊のみなと話し合ったうえで、泳ぎの出来る私が古ぼけたビルの上から漁船に手榴弾を投げ込み、そして逃げることになった。
私は足取りも軽く、古ぼけたビルの外壁を登っていく(※…最近、Unchartedシリーズの動画を見たので、それに影響されたのだろう)。しかし、いちばん上の3階の中に手を出したところで、手をかけたところが崩れてしまった。茶色の赤さびがビルから零れ落ちていき、大きな缶まで落ちて、大きな音を立ててしまった。
それを聞きつけて、米兵が一人だけやってきた。その米兵は女性で、なんと中学校のときの女子水泳部の顧問の顔をしている。そして、アメリカの人間らしく丸っこく太っている(※…私が日本兵ならば、相手の米兵は第二次世界大戦の頃の米兵のはずで、肥満体の女性が前線にいるのはおかしいが、夢なので仕方ない)。その女性がこちらに向かって声を出しながら、追っかけてきた。
恐怖を感じた私は、3階から漁船に向かってすぐに手榴弾を放り投げると、川に向かって飛び込んだ。そして、すぐさま泳いで現場から離れようとする。少しして水しぶきの音が響いた。どうも手榴弾は漁船に命中せず、水の中で爆発してしまったようだ。
ちらりと後ろを見ると、後ろから「待ちなさい!」と大声を出しながら、その女性が泳いで追いかけてくる。こちらも負けじと力を入れて泳ぐが、中々引き離せない。そのうち、私たちは円を描いて追っかけっこをするようになり、ぐるぐる回っていた。
(ここで目が覚める)
第十二夜 祖母の注意
普段は優しく人のことをあまり注意しない祖母。近所の僧侶などからは仏とたたえられたこともある祖母からから、優しく今の仕事のやり方を注意される。「そんなことしとったら、アカンよ」
(それ以外のことは覚えていない)
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