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・Is This Seat Taken?
・Is This Seat Taken?
・将棋ウォーズ スプリント(※Steamにはありません!)
・銀河の暗い隅(Nonentity Galaxy)
・RACCOIN
・クルセイダークエスト:ヒーローズタウン
・崩壊都市(ALL WILL FALL)
・The Little Rocket Lab
・The Wandering Village さまよえる村
・Modulus
・Timberborn
Is This Seat Taken?
席の配置をテーマにした論理パズル。
席を取る客は、くっせぇくっせぇ汚タク、自分も香水の臭いがきついのに汚タクの臭いに文句を言う女、おしゃべりクソ野郎、騒ぐガキンチョ、こども嫌い、イヤホンから音楽がだだ漏れの女、混んでいるのにリュックで席取りする男、クチャラーなどのこれでもかというほど迷惑客揃い。目標は、彼らに割り当てる席を工夫して、どうにかして問題が起きないようにすること。
難易度はそこまで高くなくカジュアル。操作性は軽快で、隣接不可などの必要な情報も分かりやすく表示してくれるから、ストレスなく解くことができる。迷惑客は、レストランで一切飲み食いせずに読書する客など、それはないだろとツッコミを入れたくなる客が次から次へと出てくるのもちょっとおもしろい。
全体的に心地よく、10段階評価で8ぐらいはあげたい作品。
(追記)
全クリ。全体のボリュームはパズル業界の中ではやや少なめで、10時間もあれば終わるのではないだろうか。複数解があるパズルも多いので、印象通りカジュアルライト寄りで、軽く楽しめた
| 問題児揃いの席順を考えることで、学校の先生の気持ちを追体験。風呂に入れない哀しき児童も多い。 |
| 汚っさん、汚ばさんが多すぎ! |
将棋ウォーズ スプリント
Steamゲーでも何でもないのだが、まぁゲームということで一応ここにぶち込む。
日本一の知名度をほこるボードゲームである将棋。将棋ウォーズは将棋連盟公式のアプリ(Web版もあり)で、その一モードである「スプリント」というものをやってみた。
スプリントは「AIが互角と判断した終盤の局面」からスタートし、3分切れ負けで勝負するモード。将棋AIが発達した2020年現代ならでは将棋の遊び方だ。これを書いている人の棋力は、「5年前にYoutubeで藤森哲也の将棋放浪記を見て、右四間飛車を覚えて少し指したことがある、5級ぐらいの初級者に毛が生えたアマチュア」で、そのぐらいの棋力の私から見て、スプリントは以下のようなかんじ
・「AIからみて互角」は「人間からみて互角」ではない
大半の局面がどちらかに有利になっている印象。本当に互角の局面があるが、3分という短時間の制限も相まって、開始局面で攻めている方が有利。AIの互角というのは、AIぐらい優れた指し手がすべて読み切った上での互角で、最善手が見えるわけでもないし、数手先になるとまるでわからない初級者にとっては、全然、互角の局面ではない。
・「3分切れ負け」は時間的に厳しい、半分ぐらい切れ負け争いになる
見たことも無い局面から始めて3分切れ負けは、やはり初級者ぐらいの実力には厳しい。後でAIの判断を見ると鮮やかな寄せの筋があったりするものの、素人目にはそれが見えにくい。実力がないと、本当に何を指したらいいのか分からない。初級者同士の対戦になると相手も同じようで、「時間の争い」になり、切れ負けで終わることもしばしば。
Youtubeでプロ棋士(藤森哲也)の配信を見たが、年中将棋をやっているプロでも、初手は「何を指したらいいか分からん!」と結構言っているから、素人に分かるわけないのだ。
・後手有利(先手不利)
特に初級者だと、先手を渡されても何を指したら良いのか分からないので、時間的に不利になりがち。また、AIが最善手を指し続けて互角の場面なので、最善手を指せるわけでもない初級者が手番を渡されたら、最善手を外す可能性は高いし、それが一手の価値の高い終盤なら互角以下の局面になるのは自然だろう。
・終盤ではなく中盤の局面も
素人目にはまだまだ決着まで遠いだろう、という中盤の局面からも始まる。そうなった場合、3分の制限がきついから、持ち時間の争いになる
・意外とハマる
将棋のおもしろい場面といえば、終盤戦の緊張感のある場面だろう。その場面を3分という短時間でやれるので、意外とおもしろい。「時間が厳しい」というのも、逆に言えば、時間が足りないぐらい3分間ずっと何か考えていて、そこに間延びした時間は無い。将棋の醍醐味が詰まった3分といえる。
・対局後の分析もお手軽だが…
対局後のAI分析は「棋神アナリティクス」で手軽にできて良いが、無料体験の期間中はともかく、有料となると月額1100円もかかる。解析だけにしては高額だし、それが無いとお手軽には棋譜解析ができないので、無料期間のうちは良いが…、という感じだ
| 二段の方に、一手差を読み切って勝利。気持ち良い勝利だった。 |
将棋の競技としての公平性は失われているが、お手軽で緊張感のある新しい楽しみ方として、「スプリント」は良い。ただ、スプリントを対局数無制限でやるには月額600円以上の会員にならければいけないし、対局のAI分析もつけようとすると、無料体験期間が過ぎれば、さらに月額1100円かかる。そういったコスト面のことを考えると、元々将棋が大好きな人向けで、万人向けではない。
銀河の暗い隅
世界観に魅力は感じるが、翻訳が残念
企業ディストピアの宇宙時代をモチーフにした、ローグライクのオートバトラー。
ドット絵は日本人にも通用するような感じで魅力的。オートバトラーはあまりやっていないので評価は保留。ストーリーや設定は興味深い。カーボーイハットを付けた喋る犬の母艦AIなど、個性豊か。
しかし、いかんせん翻訳が悪い。非ネイティブが訳した、「訳せてはいるんだろうけど、何言ってるかよく分からない」という翻訳AIが発達する以前によく見たダメ翻訳。一例を挙げれば、「期待を高くするないでください(高望みはしないことだな)」というような。エキサイト翻訳が流行っていた頃の機械翻訳のレベルにとどまっている。
RACCOIN
Balatro、ヴァンサバ、スレスパなどのレジェンド作品は、その形式が非常に優れているため、その精神を引き継いだ〇〇アレンジのようなものがどんどん製作され、その中で優れた一握りが数か月に一度ぐらい爆発的人気を得る。この作品もその一つで、インフレしていくコインプッシャーで、そのインフレしていく様はBalatroを彷彿とさせる。以前、『Dice a Million!』というダイス版Balatroをプレイしたが、まぁその系統だ
この作品の強みは、このビジュアル。アライグマ(RACOON)をテーマとしたピクセルアート風のグラフィックはかわいさがあるし、メインのプレイ画面も見る見るまに画面にコインがあふれていって、見た目にも華やか。コンボを溜めるとスピンというルーレットで抽選が行われ、運が良いと2次抽選で数百枚のコインでタワーが作られるが、その様は圧巻。最初は数枚コインが落ちるぐらいのじれったい展開から、画面中にコインがあふれる展開へ。やっていると脳汁があふれてくる。
ギミックは豊富に用意されていて、ウサギコインが繁殖して増えたり、コインにゾンビコートをつけてそのコインに触れたコインを同種のものに変化させたり、ラウンド開始時に墜落してスコアを得られる彗星コインだったり、捕食コイン、通電コイン、食材コインで料理、と多種多様。そのバラエティーも良い点
何回かプレイしてみたが、UFOガジェット(置物)によるコンボが、いちばん手軽で再現しやすい。UFOガジェットは3回アイテムを売却するたびにコインのばら撒きか回収をしてくれるので、ラウンドの間にコインを買いだめしまくったり、スピンの報酬で落ちてくるボールを売ったりで、1ラウンドのあいだにUFOガジェットを何度も何度も発動させることができる
他のギミックは、見た目とは裏腹に意外とシビア(?)で、ウサギの繁殖ギミックなどもただ漫然とウサギコインを追加しまくるだけでは、上手くいかなかった。Steamレビューを見ても、わずかに「思っていたコインプッシャーではなかった」という不評レビューが見られるが、意外とテクニックが要求される面もある。その点を「意外と奥深い」と見るか「シビア」と見るかは、意見が分かれるところだろう
それと、翻訳に関しては今どきだけあって完璧。逆に、前プレイした『銀河の暗い隅』が20年は前の翻訳水準だったのは、いったいなんだったのだろうか。
全体としては、なんちゃらフォロワーでブレイクする作品に共通する完成度の高さがあり、評価されるだけの作品であると思う。10段階評価で8ぐらいかな?
(4/8 追記)
あるYoutuberの動画を見て、ジョーカーコイン+リターンでやってみたが、本当に強かった。他のコインに攻撃されるたびに倍々になっていくので、コイン変化のプライズで攻撃するコインを生み出して、倍々ゲームへ。数十万ポイントで四苦八苦していたのが、e50だとかe100だとか、成層圏を突破してそういう領域までローンチしていった。
クルセイダークエスト:ヒーローズタウン
ドット絵がかわいい。
放置系のライトなゲームだが、タウンのアップグレードに1分待たせたり、と何かプレイ感がソシャゲのそれっぽい。レビューをよく見ると、数年前に開発終了したソシャゲのスピンオフと。なるほど。
セールで安いし、かわいらしいので、損したとは思わないが、今はやりたいゲームがたくさんあるので…後回し!
ソシャゲのユーザーを待機させたりするのは、ソシャゲとしては課金させたり、ユーザーのプレイ時間を増やしたりで、その世界での合理性があるが、ソロプレイのゲームでその強みは無い、というのが個人的な見解。何よりも、ソシャゲの方式はもうお腹いっぱいなので、少し忌避感がある。
崩壊都市(ALL WILL FALL)
水没したポストアポカリプス世界が舞台の、サバイバルシム。
同じ題材で『Flotsam』というゲームもあったが、謎にネタ被りするのは不思議である。
本作の最大の売りはタイトル通り、すべてのものが崩壊する(All will fall)可能性があること。すべてが水没している世界観のため、建築できる土地が非常に手狭で、発展するには建物を積み上げていかなければいけないが、すべてのものに耐荷重があり、積み上げすぎると崩壊してしまう。崩壊するかどうかのギリギリを攻めながら、縦に拡張していく。なるほど、おもしろそうだ。
だが、そのおもしろさを阻害している点がある。カメラがどうも使いにくい。縦に拡張していくと当然、影になる部分ができる。見通すには右側にあるメモリを弄ればできるが、いちいち弄らなければ中を見通せないし、もっと直感的なカメラ操作で出来ないものかと思う。
また、コロニーシム自体も、施設のバリエーションなどまだまだ発展の余地がありそうに思えるし、施設のバランスもまだ調整不足だ。
なお、PVのあの迫力ある大崩壊を期待してしまうが、それも普通にプレイしていれば起きえないことで、そこはPVの上手さを感じるが、少し残念なところである。
一応、アーリーアクセスではなく正式アクセスということになっているが、このゲームが真価を発揮するかどうかは今後のバージョンアップ次第で、実質的にはアーリーアクセス状態の作品だ。
現在、24時間の同接ピークは4800ほどになっており、このジャンルにしてはかなりセールスしており、また期待作であるが、その市場の大きな期待通りの作品になれるかどうかは、まだまだ今後に期待、といったところ。
Little Rocket Lab
かわいいFactorio(制約多し)
さて、中身を見ていく。まず、工場シムとして見た場合、やや窮屈さを感じる。自宅に近い資源には限りがあり、定期的にラインの再構成を迫られそうな感じになっている。また、道や建物がわりと密集していて、ラインはその中を縫うように構築しなければならないため、建築上の制約も多そうに感じる。さらに、置きたいものをアクティブにしてから設置しなければならない。
移動速度に関しても、工場建設だけやりたいせっかちな人には遅く感じられるだろう。あちこちに残った残骸をいちいち撤去しなければならないのも面倒に感じるかもしれない。この2点に関しては、2章になるとお助けキャラが登場して緩和してくれる。
個人的にいちばん気になったのは、「深夜になると気絶して自宅に戻される」という仕様だ。これは、工場シムと農村交流シムがコンフリクト(衝突)している。農村交流シムでは当然の仕様だが、過集中状態で時間など関係なく工場ラインを作り続けたい意思とは矛盾する。どんなに熱中しても1日という区切りで分断されることになり、熱中を妨げる。一応、ゲーム内アイテムとして、「コーヒー」があり、喫茶店でコーヒーを飲むことで0時に気絶していたのが2時まで拡張されるが、焼け石に水だ。この点に関しては、邪魔されたくないユーザーのために簡単に回避できるような工夫があった方が、個人的には良いと思った。
これらの点は慣れてくると最初の印象は緩和されてくるが、それでも気になる人もいるだろう。「農村シムのお約束」として、または「ゲームのスパイスとしての制約」として受け取れるかで、評価は変わってくる点だと思う。
農村交流シムとして見た場合、まず、グラフィックが良い。アイソメトリック(斜め見下ろし視点)のピクセルアートのグラフィックはどこか懐かしさを感じさせるし、主人公もかわいい。作者が「聖剣伝説2」や「牧場物語2」を好きなゲームとして挙げていたが、日本のそういった文脈に乗った画風で、日本人にはすんなり受け入れられる。10年前や20年前だと、「外国人の描いた日本風の絵」というのは劣ることが多かったが、いまや少しも遜色の無いレベルにあると思う。
あとは贈り物システムがある程度で、今のところ、特筆すべき要素はないように思う。主人公がほぼ幼女だけあって、恋愛や結婚などの要素も無いだろうし、インテリア面で凝ったことができるわけではなさそうだ。平凡だが、グラフィックが良い、そんなところか。これはまだまだやってみなければわからない。
ところで、制作者がカナダ人で、「多様性を重視しすぎ」と不評レビューを受けたことが小さなニュースになったが、イスラム教徒や黒人が出てくるだけで、2章まで確認した限りではレビューした方の頭がおかしい、というのが今のところの感想だ(今後のストーリーで何かあるかもしれないが)
それと、主人公の名前が「モーガン」なので、私(筆者)はプレイし始めた時、主人公が男だと思った。かわいい愛され系ショタだと思ってプレイしていたが、どうも周囲の扱いが女の子のそれだ。そこで検索してみると、やはり主人公は女の子だった。
まぁ、日本でいえば、女性のヒロインに「真(まこと)」や「伊織(いおり)」のような男性名をつけるようなものだと考えれば、理屈では理解できなくもないが、その辺り、非ネイティブだと機微がまったくくみ取れないなぁ。
(追記 4/10)
不便なところはまぁ慣れるし、かわいらしいしで、とてもおもしろかった
プレイ序盤に懸念していた「有限資源の枯渇」については、やってみると問題にならなかった。無限資源に移行するまでにだいぶ余裕があるから、ふつうにやっている限りでは「資源切れで詰み」ということにはならないだろう。
「1日で区切られる」という点にはメリットもあり、主人公が寝ているあいだもラインが稼働し続けるのだが、そのメリットが後半になるにつれて際立ってきたように感じた。本当はもっと本格的なラインを作るべきなんだろうけども、スキップ&スキップの力技で何とかする場面も結構あった。
自分のプレイでは、無限の資源供給源である駅や船場から、街中を経由してメイン工場に物資を送ろうとしたために街がとんでもないことになってしまったが、海外の上手い人の動画を見ると、駅近くで鉄を精錬してから北側経由で工場まで送ったり、船着き場から南側を経由して工場まで送ったりしていたので、上手いことやれば全く町の住人の邪魔になることなく製造ラインを創り上げることができるようだ。
| 上手い人の作った荷揚げ場。実に合理的で美しい。 こんなの作りたいなぁ |
| 最終的な記録。就寝で生産を加速する小技を使っていたので200日以上かかったが、普通にやったら100日ぐらいで終わる |
クリアすると、ハードモードが解放される。内容はすべてのノルマが5倍になるとか。
クリア後に大学に行って銅像を入手し、ロンヤのいる湖に投げ込むと何やら貰えるとのことで確かめてみたい。
・The Wandering Village さまよえる村
毒だらけの世界を、「オンブ」という巨大生物に乗って旅するコロニーシム
ストーリーで出てくる老人が被っている防毒マスクが『風の谷のナウシカ』のそれで、そういう世界をイメージしているのだろう
コロニーシムとしては堅実な出来。研究によって解放される施設も多く、マチュア(成熟している)な印象を受ける。資源にしても、常に何か足りないカツカツさがあって、バランスもしっかりしている。
特に不満に感じる点もないし、良質なコロニーシム
(追記予定)
Modulus
1タッチでコンベア等を選べるなどのストレスフリーな操作は本家から受け継いでいる。
少し残念なのが、動作が重いこと。私のへっぽこGPUでは、何もしていない初期状態でGPUがフル回転していて、画質を低に下げても使用率は70%や80%ぐらいに達する。この点、本家(Shapez2)は最適化もバッチリなので、少し劣る点。
最適化の問題もあり、「本家をプレイすればいいのでは?」という問いが常に頭にちらつく。
良質なのは良質なのだが、優先してプレイしたいかというと、今のところ疑問
Timberborn(V1.0)
ビーバーが主人公の治水コロニーシム。ついに正式アクセスになった。
(追記予定)
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