https://twitter.com/For_lost/status/604243761510506496の補足。
・美希 両刀+バリタチ(攻め)
・真 ストレート+ズボネコ(受け)
・雪歩 レズ+リバ(攻め&受け)
修羅場トリオ、とは何か。それは菊地真、萩原雪歩、星井美希の三人で構成されるトリオのことである。なぜ、「修羅場」などという仰々しい言葉が充てられているか。美希と雪歩が真に惚れているという前提であると、このトリオが自然と「修羅場」を連想させるからだ。そこからも分かるように、この修羅場トリオというのは「真が中心」のトリオだ。
最初にアップしたアニマス海回の一シーンは修羅場トリオというものをよく表している。美希が腕を組むほど積極的に真くんに近寄り、雪歩は腕は組まないもののさりげなく真ちゃんのそばにいて、その真ん中で真が困惑している。まさにこれ、という一枚だ。
まぁ、その辺はいいとして、この修羅場トリオにおける各人の百合スタイルについて、適当な意見を先日ツイッターで発したので、その補足でもしておく。
美希
・美希 両刀+バリタチ(攻め)
両刀、という言葉が分からない人のために説明すると、両刀というのは男も女もどちらの性も性の対象にする人のことである。すなわち、異性愛も同性愛のどちらも嗜む人のことを言う。美希は両刀、というのは彼女が異性愛も同性愛も嗜む、ということである。
その根拠はというと、彼女がハニー(P)にも好意を示していることと、真くんにも好意を示していることである。ハニーは男なのでこれに好意を示すことは異性愛に結びつくし、真くんに好意を示すのは同性愛に結び付く。両刀でないはずはない。
ただ、美希は両刀だ、と言った時、彼女が異性愛者であることを否定しないもののたまに同性愛者であることを否定する人がいる。その点について、一言言わせてもらいたい。同性愛はおかしくないと。
日本では古来より、武士たちは妻を娶ると共に衆道という形で男(少年)も抱き、男と女のどちらもを性の対象にしてきた。『葉隠』において、衆道の心得が記されていることは非常に有名だ。女性も江戸時代などでは大奥内で女性同士の同性愛があった。また、西洋では古代ギリシャのスパルタでも同性愛が当然のものとされており、男性だけでなく、女性も「淑女の嗜み」として同性愛を育んでいた。同性愛というのは東西古今、普遍の営みである。
そして、昔の人々がなぜ同性愛に目覚めたかと言えば、それは「同性集団」が関係している。軍隊などの男しかいない集団、もしくは大奥や軍隊出陣後の女しかいない集団にいることが常となれば、抑圧された性欲が同性に向かうことで同性愛が芽生えて当然である。
765事務所のアイドルについても、彼女たちは765プロ事務所という同性集団の中にずっと身を置いている。それだけでなく、アイドルという職業柄、殊更に異性愛の感情が抑圧される状況にあるだから、「男っぽい」真くんが同性愛の対象になっていたとしても何もおかしくはないだろう。しかも、最も性の話題に敏感な10代の少女たちが集まっているとなれば、なおさらである。
まして、性欲が強い人間ならば、同僚に手を出す可能性はより高まる。美希の性欲の強さは想像するしかないが、他人よりも積極的な所から見て、強いということはあっても弱いということは無かろう。ハニー登場以前、女の園であった765プロで美希が真くんに手をだすようなことがあったとしても、何もおかしくはない!
よって、美希は異性愛者であるとともに同性愛者、と私は思っている。
バリタチという点について、バリタチ、すなわち彼女が攻め受けで言ったらバリの「攻め(タチ)」であるというのは、論を俟たない。彼女の積極的な性格は攻めを連想させる。
もちろん、攻め受けは相手があって初めて成立するものだから、相手次第で変わるものではある。これは大前提だ。しかし、敢えて言うのなら、真は受けの属性が強いので彼女が相手になるのならば美希は攻め、になる。相手を変えて雪歩の場合でも、性格の積極性を比較すれば、美希が「攻め」だ。
真
・真 ストレート+ズボネコ(受け)
真はストレートである。王子様と呼ばれて同性に人気があるなど、同性愛者にはもってこいの性質を持っているが、本人はそのことにやや不満げであり、それよりはむしろお姫様になりたがっている。つまり、同性愛の対象となるよりも異性愛の対象になりたがっている。すなわち、ストレート(異性愛者)である。
また、彼女は「受け」である。異性愛者なのだから、同性愛者として積極的な攻めに回ることはまずないし、受けと考えるのが適当だ。加えてお姫様になりたい、というのも恋愛において受動性を望んでいる表れだ。お姫様というのは、女性と大事にされる受けの存在だ。
さらに、そもそも、修羅場トリオというネーミングとトリオの関係性自体が彼女が受けにしている。真は二人に「言い寄られる側」で三角関係で奪い合いになる対象、二人の攻めに対する受けだ。真の側から矢印を出していたら(真の方から積極的に美希と雪歩にアプローチしているのなら)、三角関係ではなく真王子様のハーレムになってしまうが、そうではない。よって、真は「受け」、間違いない。
ところで、「ズボネコ」は本来、ズボンとかはいちゃうような中性的なネコ(受け)を表すらしいが、「ズボ」の部分が大変語感が良いので、ノリで単なるネコではなくズボネコにした。「ズボッ」という擬音は…まぁ、いろいろと想像を掻き立てる良さがある。
雪歩
・雪歩 レズ+リバ(攻め&受け)
雪歩がレズだというのは、彼女の「男嫌い」から来ている。彼女は男嫌いである。男を見たら逃げ出してしまう次第なので、彼女にとっては異性愛、すなわち男と愛情を育む行為は自然なことではない。しかし、人間である以上、性欲などは存在する。そういうわけで異性愛で解消されない性欲、さらに言えば抑圧された性欲がどこに向かうかと言えば、同性愛しかないだろう。したがって、同性愛者(レズ)ということになる。
このような「異性と接触できないために同性愛者になる」というのは、軍人が軍隊などの異性との接触を断たれた状況下に置かれ同性愛者になるのと同じ理屈だ。雪歩の場合は、男が嫌いだから男との接触が出来ず、異性愛で解消されるはずだった性欲が同性愛に向けられ、同性愛者となる。何もおかしくはないな。
リバ(攻め&受け)としたのは、攻め受けが相手によって変わる相対的なものだということに起因する。性格から見れば、雪歩は「受け」である。なぜなら、消極的な性格で大人しめ、攻めに転ずるような積極さや激しさが無いからだ。
しかし、相手が真くんとなると話は別になる。さきほど真のところで述べたように、真が言い寄られる側なのは不変の原則なのだから、雪歩は言い寄る側となって「攻め」の属性を持ち、雪歩は「攻め」となる。アニマスでも、真ちゃんの衣装のコーディネイトに積極性を発揮していた。
ただ、この辺りは非常に揺ぎが大きく、攻めとも言い切れない。雪歩は攻めでもあり受けでもあるという微妙な位置づけなのだ。
もし、相手が真くんではなく美希であったとしたら、雪歩の位置づけは「受け」とするのは王道だろう。まぁ、その辺りの妄想は適当にやってもらいたい。
なお、3人の性欲の強さについては、美希>雪歩>真の順に強いと思っていて、この辺も語りたいところだが、これは後日に回したい。
何だか当たり前すぎることを当たり前に言っているようにしか思えず、とても頭の悪い人のようだ(もちろん、それは半分間違っていないが)。もし、異論や疑問があったら、ツイッターで@でもつけてリプライするなり、ここにコメントするなりで話しかけてくれば50%の確率で反応します。では。
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