2016年3月28日

ミリ姫を終えて



サービス終了が決まっているのに、「前進あるのみ!後退なんてありえない!」と謳うとは、なんと自虐的なことだろうか。




・はじめに

 むかし、ミリ姫大戦と申すソシャゲありけり。ソシャゲとして一世を風靡した艦これのフォロワー(悪く言えば、パクリゲー)として生まれ、陸空軍の司令官や英雄を女体化したミリ姫大戦。WW2の有名な司令官(もしくは英雄)を美女化したということで、一部のミリオタに人気でしたが、課金体制の拙さや知名度の低さ、運営のいざこざなどによりサービスは軌道に乗らず、今年2016年3月22日を以て、ほぼ一年の稼働でサービス終了となってしまいました。
 
 サービス開始当初から、私はツイッター経由、特に、ボッシュートPや東條の人など、ミリタリ―関連でフォローしている人が、ミリ姫についてツイートしていることから存在を知っていたのですが、その頃は特にミリ姫に興味を持たず、艦これに飽きた時期だったため、艦これ風味のソシャゲはやる気になれずにスルーしていました。

 それで、そのままスルーしていたわけですが、サービス終了1ヶ月前頃(2月頃)、「ミリ姫は、サービス終了が決定して後がないのでゲーム内通貨を大盤振る舞いしている」というのを知り、私はミリ姫に手を出してみることにしました。ソシャゲはシングルプレイのゲームと違って、課金させるために基本的にストレスフルな仕様になっており、その仕様を取っ払った状態のソシャゲを遊ぶ機会というのは中々ありません。そういうわけでチャレンジしてみました。

 結果、サービス終了前の大盤振る舞いでかなりイージーだったことで結構ハマり、サービス終了までプレイしました。サービス終了が近づいたことでの大盤振る舞いとして、エルツと呼ばれるゲーム内通貨が比較的簡単に手に入るようになっていたり、大破状態になったときの復帰にかかる費用も10分の1になっていたり、ほとんどのミリ姫たちもエルツと交換で手に入るようになっていました。このおかげで、また、艦これに比べてUIもかなり洗練されていましたから、ソシャゲとしては久しぶりに楽しめました。

 私がソシャゲにハマったのは大航海時代Ⅴ以来です。大航海時代Ⅴも最初はバランスが崩壊していて、最高レアのカードが簡単に手に入りました(ただし、ある時点で修正され、ステージの進行条件、ランダムイベント等が鬼畜化して普通のソシャゲに)。バランスがプレイヤーに易しい方向に崩壊していれば、ソシャゲは意外とそれなりに楽しめるものです。もっとも、その場合、運営が破綻するか、後で大きく修正されて難化してしまうかのいずれかなんですけどね。

 さて、ソシャゲとしては珍しく楽しめたミリ姫ですが、惜しまれつつもサービス終了ということになってしまいました。ミリ姫はそんなに知名度が無いこともあって今後の展開も期待できません。ミリ姫をプレイした記憶はこのまま時間の経過とともに記憶の奥底にただ消えていくだけなので、後々に思い出して懐かしめるようにと「こういうキャラがいたな~」というようなことを、チラシの裏であるここに刻んでおきたいと思った次第です。

画像いっぱい貼りたい&貼ったら重くなるので、分割。
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