2016年3月28日

ミリ姫大戦 序盤のミリ姫


 序盤にお世話になった歩兵、軽戦車、中戦車。



 ブロニコフスキー


 艦これがそうであるように、ミリ姫大戦でも新規登録して始めたばかりのプレイヤーは5人の中から「最初のミリ姫」を選ぶ仕様でした。その候補だったのはレア度の低い軽戦車クラスで、最初の画像に載っている5人です。

 誰を選ぶか少しだけ迷った末、私は「ブロニコフスキー」を選びました。他の人も考えることはだいたい一緒らしくWikiのアンケートでも、最初に選ばれたミリ姫でダントツの1位であり、そのままデフォルトで秘書官にされたためか秘書官にしているミリ姫でも圧倒的な1位でした。自分も、序盤はずっとブロニコフスキーが秘書官にしていました。「選ばれたのは、ブロニコフスキーでした。」

 この子が選ばれた理由を少し考えてみると、この子だけが人気のあるドイツ国籍(他はソ連、ポーランド)というのが一点。一人だけ絵師が違って、絵柄の被りが無いというのが一点。タイトル画面でこの子がセンターに立っているというのが一点。合計三点の要素により、最も多く選ばれるキャラクターになったでしょう。

 艦これの場合、初期艦の一人である「吹雪」がアニメの主人公に選ばれるなどで「艦これの顔」になりましたが、ミリ姫が有名になりアニメ化していれば、間違いなくブロニコフスキーが顔となっていただろうと思います。ミリ姫のメインキャラクターの一人です。

 キャラクターとしては常に「~ですの」というお嬢様っぽい喋り方で上品なキャラクターです。二次創作が盛んにつくられるようになっていれば、典型的な「主人公」キャラクターになっていたでしょうね。艦これの吹雪やアイマスの春香のような、素直な良い子。ゲーム中の音声では攻撃の時だけ「うてぇ↑~~い!」とちょっとだけ崩れるのが好きでした。


 シシュコ

 はじめてのドロップで引いた子。ミリ姫ではポーランド国籍はなぜか関西弁を喋りますが、この子だけ(かどうかは分からないが)は関西弁を喋らず丁寧口調なので、意外と稀な存在です。声も落ち着いていて、なかなか好印象な子だったので、歩兵カテゴリーの子が必要なときには優先して使いました。歩兵はレア歩兵を除けば誰を使っても大差ないですからね。

 関西弁を喋っているポーランド勢で一人だけ標準語を喋っている、金髪の派手な髪とは対照的な地味な茶色の制服、何気にスカートだし胸もデカい…など、いろいろと好感が持てます。礼儀正しい素直な良い子でしょうね。

 この子も含めて、山鳥おふうさんの描いたミリ姫は好きでした。Pixivやツイッターに上げられているおふうさんのの二次創作よりも、正直、ミリ姫のおふうさんのオリジナルキャラクターの方がビビッとくるのは、やっぱり声が与える影響がデカいんですかね~。



 クレーベルク、オルリック、サモヒン、ナイディン 


 「オルリックや!」
 「クレーベルクや!」
 「ナイディンです…」
 「サモヒン到着~♪」

彼女たちは初期ミリ姫候補のポーランド勢です。ミリ姫ではなぜかポーランド国籍=関西弁なので、関西弁を操ります。サモヒン、ナイディンは赤軍(ソ連)勢です。ブロニコフスキーと彼女らを併せて、初期ミリ姫勢です。

 彼女たち初期ミリ姫勢はレア度が低いので、探索でカードをドロップし続けているとたびたびドロップし、そのたびに「オルリックや!」「クレーベルクや!」「ナイディンです…」「サモヒン到着~」とご丁寧に自分の名前付きで自己紹介をしながら現れるのが特徴です。レアアイテム狙いで探索(艦これの建造にあたる)していたときは、「またおまえらか…」と思ったり思わなかったり。

 艦これで言えば、駆逐艦勢ですね。メジャーになっていれば、ここらへんの軽戦車はロリ属性を与えられ(?)、ひとかたまりのグループとして認識されるようになっていたでしょう。

 モブっぽさすら漂う彼女らですが、ナイディンだけは声優がミリオタ界隈では有名な「上坂すみれ」です。私はこの声優を「ロシア語が異様に上手い声優」として知っていました。しかし、ナイディンはロシア国籍だけど特にロシア語を喋らない子だったので、声優がこの人だと知ったときはビックリでした。

 ニコルス

 
 最初にドロップした中戦車。中戦車はそれまでの軽戦車や歩兵とは強さの格が違います。初めての中戦車だったので、大事に育てて、一番最初に昇格させました。

 ただ、このミリ姫大戦は「ドイツ一強」の傾向があります。そして、イギリス戦車に乗車するニコルスはドイツ戦車に一段階劣ります。そのため、ドイツ戦車の加入とともにベンチ入り、中盤以降は日の目を見ることはありませんでした。

 艦これの場合は、どの艦船もさして能力値が変わらないのでそういうことは無いですが、ミリ姫大戦の場合は結構変わってしまうので、ドイツ以外のミリ姫はベンチ入りしてしまう傾向がありました。良くも悪くもそういうところがミリ姫の特徴でした。

 キャラクターとしては、昇になると露骨に「元気がほとばしるキャラ」になります。ビジュアルとしては赤毛でおさげっぽいところ、ピッと背筋を伸ばして立っている事、控えめな胸などから昇の方が好きです。男性でも女性でもピッと立っている方がシュッとする(方言)のは、現実と一緒。

 モントゴメリー

上が変更後、下が変更前。
 初めてドロップした指揮車、初めて引いたレア(十字付き)のミリ姫です。引いたときはそんなにレアだとは思いませんでしたが。

 。後に2chスレで知ったのですが、このミリ姫は最初はもっと露骨にダージリンであったらしく、途中で差し替えられたとか。イギリス戦車で紅茶を持っていて…、ガルパンの某人気キャラですね…。

 のちにヴェンクを拾って二軍入り。






 ヴェンク

 いかにもレアキャラっぽい見た目であるにも関わらず、結構早い時期にドロップしてくれたので、指揮車を使うときはヴェンクを使っていました。

 こう見えて、徹底的な毒舌キャラであるのが特徴。メンバーに入れたり、秘書官にすると罵声を飛ばしてくれます。そこがまたいいですね。あと、白髪でツインテールなのでウサギっぽい。 

 ヴェンク昇が実装予定だったとか(http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=55073856)


 コッセル

 拾ってからしばらく秘書官に置いていたミリ姫です。
ひたすら意識が高い、特に世界を救う方向に意識が高いのが特徴です。例えば、登場するやいなや「コッセルだよ。この世界の運命は私が変えて見せる!」と救世宣言をします。また、秘書官にすると「この戦いが終わるまで家には帰らないつもりだよ」と残業継続宣言、戦いに勝利すると「当たり前だろ、正義が勝つのは当然のことさ」とプライドの高さを見せつけてくれます。

 見た目はクマを抱いて幼さを感じさせるのですが、言っていることはそれとは裏腹に姫騎士的で救世主的なので、勝手に「救世主」と呼んでいました。また、救世主=ヒロイン=主人公ということで、秘書官にしていました。あと、ドイツ出身なので弱くないですしね。

 他のミリ姫もそうですが、一部のミリ姫(もしくはすべてのミリ姫)について、ズレ、ギャップが大きく、コッセルは典型と言えます。こうなってしまっているのは、演じるキャラクターのビジュアルを見せずに声を録っている、もしくは声優に言わせる台詞を見せずに絵を描かせているためです。

 2ch情報では、クニスペルを担当していた声優がツイッターで「こんなビジュアルのキャラクターだったんだ」と驚いていたという情報もありますし、コッセルの場合も同様に収録して、このようなギャップが生まれたのでしょう。声優がこのビジュアルを見た後に声を録った、もしくは収録済みの声を聞いてから絵師が絵を描いたのでは、こういう「絵と声のギャップ」は生じてこなかったと思います。

 ただし、もちろん、絵と声が合っているかとキャラクターの魅力はまた別物です。コッセルはミリ姫の中ではけっこう人気があるミリ姫でした。現在ではデータが吹っ飛んでいるので詳細は分かりませんが、運営によってミリ姫の人気アンケートが集票されたときがあり、そのランキングで上位につけていました。ガバガバな開発が逆に功を奏するとは、不思議なものです。

 ロトミストロフ

 「スターリン!スターリン!スターリン!」

 攻撃時に「スターリン!スターリン!スターリン!」といきなり叫ぶのが印象的。(それ以外の音声は別にはっちゃけてない)

 ビジュアル的には、黒髪メガネ巨乳でポイントは高いです。それ以外はいたって普通の強さの普通のキャラ。



 ドイツ中戦車たち

 ドイツ中戦車たちです。タールツァイ、ローゼン、ベルター、ベーケ、バイエルライン、ビックス、ブンツェル、フィシャーの計8人。

 これと同クラスのドイツ中戦車にシュトリッペルがいますが、自分のプレイでは彼女だけはドロップしなかったので、序盤の時点では彼女の存在すら知りませんでした。

 ミリ姫大戦では中戦車は使い勝手が良いので使用頻度も高いのですが、その中でもドイツ国籍の中戦車は他国籍の中戦車よりも一段上の性能であったため、彼らを運用することが多かったです。そして、「強い中戦車の子たち」という感覚で自分の中では一セット、でした。なんだかんだで一番よく使うので、彼女たちに愛着を持っている司令官も多いことでしょう。

 この中で、ビックスは「ビックスは嫁の人」がいて、彼がビックスをかなり高レベルにしていたことが印象に残っています。ミリ姫ではデフォルトのレベル上限が99で、そこからレベル上限を1つあげるのには元帥杖というレアアイテムが必要なのですが、ビックスは嫁の人はゲーム終了までにレベルを270ぐらいまで引き上げていて(つまり、元帥杖を170本以上消費した計算に!)、その情熱には驚きました。

 ビックスと同性能、同絵師、同じような髪型のブンツェルはビックスの印象が強かったので、どうも「ビックスのおまけ」という印象です。アイマスで亜美、真美という双子のキャラクターがいますが、ミリ姫がメジャーになっていれば、ビックスとブンツェルは二人で一人の姉妹のような扱いをされていたことでしょう。

 姉妹と言えば、ローゼンとベルターも姉妹のような認識でいましたね、個人的には。今見ると、髪型、絵師が違うので割と違うのですが、彼女たちも何かペアだと感じていました…。(なんでだろう?)

 ベーケは、昇格前から他戦車の昇格後ぐらい強いこと(ただし、昇格はできない)、「ベーケだよ」という登場台詞、このビジュアルでボクっこというギャップが特徴的でした。

 タールツァイは、ガルパンの秋山です。ビジュアルが少しだけそんな感じで、声はですます口調でかなりそれっぽいです。ガルパンの秋山殿よりも髪のモジャモジャが少し解消して、ちょっと大人になって落ち着いているので「大学生の秋山ゆかり」という感じ。 声と絵のギャップが激しいミリ姫が多い中で、このミリ娘だけは声も絵も「なんとなく秋山殿風」なので、この子については開発から「秋山殿っぽく」という指定が入っていたのでしょうか。



長くなったのでここらで切り上げ、次は中盤編へ。

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