2016年2月10日

松平家でも天下統一してみた(戦国史)

 松平家。



 前回に引き続き、戦国史をプレイする。今回は松平家。Wikiによれば今回の松平家の難易度はAで、前回の真田家よりも上。今川に従属しており、織田との前線に領地がある6万石の弱小大名だ。

 見る限りでは真田家よりもだいぶ楽そうで史実では松平家(=徳川家)が最終的に天下を獲ったことも考えると真田ほどの難易度が無いように思えるが、このシナリオでは徳川家康が織田信長と親しいわけでは無く、桶狭間も起こるかどうか分からない上に領土拡大先が限られており、それで難しいということなのだろう。



 初期配置はスクショの通り。今川に従属して、西は織田の勢力に隣接している。
 初手は織田の沓掛城を攻めとることにする。なぜ他の地域ではなく巨大勢力の織田家を攻めるかというと、ここのみ他勢力に隣接しておらず、他勢力に城攻めを妨害される恐れが無いからだ。俗に釣り野伏と呼ばれる弱小勢力用の裏ワザは毎ターン出兵と撤兵を繰り返すものだが、その間隙を縫って従属関係にある勢力が攻めてこられると、攻撃を中断せざるを得なくなる。



 ということで、城攻めを行い図のようになった。詳細は割愛するが、織田大和守家などが活躍しているようで、織田に攻められてられはするものの攻撃が弱くなった瞬間に包囲を解かせ、城兵や兵糧を補充するやり方で凌げた。沓掛に進出した後は織田領をどんどん切り取っていく。







 最後には信長を討死させて、高須城に追い詰める。松平家に敵わぬと思った織田家は斎藤家に臣従する一大名となり、松平家との戦いから脱落。1553年3月、ゲームスタートから3年で松平家は織田家の領土を併呑して、尾張の新しい支配者となった。

 さて、ここまで来ると松平家は「ちょっとスタートが遅れただけの織田家」であって、プレイヤーが担当すれば、難なく天下統一までたどり着けるであろうことはみえている。尾張は貿易港があって税収が多く、石高も多いので徴兵数が多いため、これ以降の天下統一レースでは順当に行けば勝利するのは間違いない。よって、「もうこれで天下統一したことにする」という伝家の宝刀を抜き、これにて終了。

 初めの方に「真田家よりも難しい」と述べたが、どうやらこれはサンプルシナリオの旧版でのことだったらしい。このバージョンでは特に難しいわけではなく、むしろ弱小勢力用の小技を知り尽くしていれば織田家をそのまま併呑できるので、真田家プレイよりはかなり難易度は低かった。




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