2018年2月23日

Unity of Command 攻略記(Black Turn 1)



 春節のセールで買ったUnity of Command、というゲームにハマったので攻略記をやっていく。こうやって残しておかないと、プレイ体験が時間とともに無になるからね。

 最初はBlackTurnシナリオで初見プレイ。BlackTurnシナリオは、ドイツが快進撃を続けた頃の独ソ戦初期をテーマに、ドイツ側からプレイするシナリオ。

 BlackTurnは本体の発売からしばらくたって作られたDLCコンテンツなのだが、史実がドイツの快進撃であったことを反映してか、敵の防御陣を楽々突破できるシチュエーションが多く、ドイツ軍がめっちゃ強いため、終盤を除けば現時点では死ぬほど難しくはない。

 Steamのレビューでは「(本体の)キャンペーンを始めてすぐに高難易度のマップが来るので、難易度設計が狂っている」との悪評があったので心配だったが、このシナリオをプレイしている時点ではそのようなことは感じなかった。

 なお、本気攻略が見たいのなら、「外人の攻略動画」を見ると良い。参考になる。ちなみに、この動画は事前に見ずにプレイしてます。





・Army Group North(北方集団、325/400)




 上から順に攻略していくと、最初にプレイすることになるマップ。北方集団でバルト三国のソビエト占領地域を攻める。「下町ボブスレー」で有名になったラトビアがある地域がここらへん。

 序盤らしい難易度のシナリオ。薄くソビエトの防御陣が敷かれているが、ドイツ軍がかなり強いのでたやすく突破できる。

 プレイしていて少し驚いたのが、ドイツ軍が圧倒的に強いということだ。どれぐらい強いかというと、「ドイツ戦車>ドイツ自動車化歩兵>>ドイツ歩兵>>ソビエト戦車≧ソビエト歩兵」ぐらいの強さ。ソビエトの戦車よりも、ドイツのただの歩兵が圧倒的に強く、普通に戦いを挑めば蹴散らすことができる。

 どんどん相手を壊滅させ、無人の野を戦車で爆走して、7ターン目には、全拠点を占領して終了。






・Army Group Center(中央集団、675/800)





 中央集団。東部ポーランドからソビエトへ。

 これまた易しいマップ。「2~5ターンまでに占領しろ、6ターンまでに終わらなければお前の負けな」という厳しいターン制限に初見のときは驚いたが、実際にプレイしてみるとドイツ軍が圧倒的なので、てんで問題なくクリアできる。

 どれぐらいドイツ軍が圧倒的かというと、塹壕(オッズ-1)に籠った無傷のソビエト兵を河川越し(-2)に攻撃しているが、それでも勝ててしまうレベル。過去の自分のリプレイを見ていて、少し慣れてきた現時点の自分は気になるが、まぁそれでも勝ててしまうマップなんだろう。



 それとこのマップには「German Security(ドイツ軍保安師団?)」が出てくる。普通のドイツ歩兵は「攻撃4、防御3(⚡が攻撃、盾が防御)」なのだが、保安師団は「攻撃2、防御2」とソビエト歩兵と同値。

 「保安師団って何?」と疑問に思って、ネットで調べてみると、ドイツ国防軍所属の国境警備や後方担当の部隊で、通常の兵役に引っかからなかった35才以下の兵で構成されている二線級の部隊だそうだ。へー。

 補給のこともあまり考える必要が無い。このマップは架橋が毎ターン使える。「ユニットを進軍させるために架橋、補給線を伸ばすために架橋」とのちのマップでは色々考えさせられるのだが、ね。



 終わるころには敵はほぼ壊滅。それぐらいドイツ戦車が圧倒的。


・Army Group South(南方集団、430/500)




 ウクライナの西端、ルーマニアの北側を舞台にしたマップ。これもイケイケなドイツ軍で腐った納屋を蹴飛ばすシナリオ。



 このステージから「同盟軍歩兵」が登場しはじめる。南の端にいるルーマニア軍歩兵がそうなのだが、同盟軍の特徴は基本的に使い物にならないこと。「攻撃1、防御1」のドイツの二線級部隊やソビエト兵の半分しか戦力値が無いというどうしようもない部隊で、ドイツ軍の歩兵と同じ感覚で使うとすぐに溶けて無くなってしまう。できるのは一般市民の虐殺だけか?このサルゥ!(→オデッサの虐殺)

 なので、使いかたとしては「河川に沿って防御させて敵の侵入を防ぐ(東南の部隊)」、「決死隊として補給線寸断のために突っ込ませる(南の山中の部隊)」といった使いかたになる。

 西方は普通に進撃、南方には塹壕戦や河川超えの攻撃のペナルティを無効化できる工兵付きのドイツ歩兵がいるので、こいつらでちょっと突っ込ませつつドイツ軍主体で攻撃する。

 また、2ターン目だったと思うが、「援軍」が来るので忘れずに配置したい。彼ら援軍を配置するのにPrestige(他のゲームにおけるスコア兼資金みたいなもの)は要らない。(後々、ここでの体験から援軍はノーコストで配置できると思い込んで、大ポカをする)



 山中にいる部隊には敵の補給線を寸断させたが、さほど効果はなかった。



 「妖怪1足りない」が出て、終了が1ターン遅れてしまったが、7ターン目にクリア。


・まとめ

初プレイだったが、ドイツ軍が圧倒的(ナチスの軍事力は世界一ィ!)なので詰まることなくクリアできた。このシナリオをプレイしたころは、いろいろな仕様を知らず、例えばターンの最初に補給判定があることや、移動タイプによる移動コストの違い、全力移動の場合は敵のZOCに侵入できないことなど、知らないことだらけだったが、それでもクリアできた。

 Steamのレビューに「キャンペーンの難易度の設定を間違えている!」と書かれていたので、このDLCを作るときに作者が配慮したのかもしれない。なんとなくこのバルバロッサシナリオから始めたが、このシナリオから初めて良かったと思う。

 なお、これから冬季の概念が加わってきたり、敵の戦力が徐々に優勢になっていって、どんどん厳しくなっていく。

 まぁ、こんな感じで進めていきます。


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