2015年11月21日

ゆめにっき 第二夜「地震の恐怖は、ヒトデのそれに勝る」

ゆめにっき 第2夜「地震≧ヒトデ」
昔のテキスト。




第2夜
あらすじ;不思議な大学→地震→(覚醒)
父が「高望みだよ」と言う。

目の前の張り紙を見ると、「○×大学→中望み、△□大学→低望み」とランク付けが為されており、確かに私の所属する大学の文字の横には高望みと記されていた。しかし、何について高望みか分からないので外に出た。

外に出ると結構な人だかりが出来ていた。その人だかりを避けるように隣の棟へ行く。
隣の棟は2階は何故か赤く暗く、一本の通路になっている。通路の横は底なしの闇になっていて、通路から一歩でも足を踏み外せば転落するようになっていた。

しかし、私はそのことに恐怖心を感じなかった。足を踏み外すことを気にせず、3階への階段を駆け上がる。すると、そこは屋外プールだった。どうやら、この建物は3階までしか無いらしい。プールではある程度の人数が遊んでいる。私はなぜかつまらなくなって、来た道を引き返して外にでた。

ところが、すぐさま屋外プールに無性に戻りたくなった。そのため戻ろうとするが、通路の終わりの方にヒトデがいた。そのヒトデは小さいながらも恐ろしく、迂闊に近づいたら足でも食われそうな雰囲気だ。私はそのヒトデを踏み潰して屋上へ向かうことも考えたが、プールに行きたい気持ちよりも恐怖心が勝り、逃げようとした。だが、退路には若者風のニット帽を被った人物がイヤホンで何かを聞きながら、私のいる方向とは逆方向を見ている。彼に「どいてくれ」などと言葉をかけても動いてくれない。その人物は私が何度声をかけようが、聞こえていないのか動いてくれなかった。そこで、何とかしてどかそうとあがいていると、いきなり地震が起きた。

私は地震の揺れで立ってることが出来ず、赤暗い通路から外れた底に倒れこんだ。倒れこむまで分からなかったが、黒に覆われていた底は1mぐらいの深さしかなく、底に白いオフィスデスクが並べてあった。そのおかげで私は何も怪我をせずに済んだ。

地震は私がオフィスデスクの上に倒れ込んでもまだ続いていた。そこで、私はより危険の少ない屋外プールに逃げることにした。地震に追い立てられて屋上のプールに走っていくときの私の心からは恐ろしいヒトデへの恐怖心は消えていた。

屋外プールで数秒、地震に耐え、本震は収まった。
しかし、地震には余震というものがあるだ。倒壊の危険性のある建物の屋上よりも屋外に避難したいと考え、私は外に逃げることにした。逃げる途中、ヒトデは赤い暗い2Fの通路に鎮座したままだったが、余震の危険が迫っていたせいで、私にはヒトデへの恐怖は無く、屋外に逃げ出すことに成功した。

(ここで一時覚醒。午前3時だったので、再度就寝。第3夜を直後に見る。)

【夢分析】
 昔の自分はこの夢を「大学生活の不安」と絡めて分析していた。この夢を今再び分析して感じいることがあったが、あまりにプライベートな恥の歴史なので、敢えてここで触れることは避ける。



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