2015年11月21日

ゆめにっき 第四夜「クラス分けが出来ない!」、第五夜「旅行記」

昔のテキスト


第4夜 「クラス分けが出来ない!」


気づくと小学生だった。近くの教師デスクには担任では無いが小学校の時にお世話になった先生がいた。その先生は小学校当時30代半ばの女性で、優しい婦人という感じの人だった。その人はぼくに優しい声で「あなたは班長さんだから、特別にクラス全体の席決めを任せるね。」と言った。
その言葉を聞いて、ぼくはクラスの全体の席決めを始めたがすぐに困惑した。なぜなら、ぼくの知っている事ではどこに誰を配置するのかが判断できないし、判断するための情報を聞くのも選択肢としてあったがそれではとても時間が足りない気がしたからだ。とにかく困った。
誰かに聞くか、それとも、独断で席を決めてしまうか。
それに迷ううちに私は夢から覚めた。

(終わり。)

【夢分析】
昔の自分の分析によれば、以下の通りである。

「小学校の時に班長だったボクはクラス分けをした事がある。正義感(?)が強かったボクは可愛いと思っている女の子が班にいると決まって、自分の横の席には配置しなかった。なぜなら、自分の横に配置することはボクにとって、「職権を乱用した卑劣な行為」だったからだ。」

なんといういい子だろう!こういう子に将来、公務員になってもらいたいものですね!
…まぁ、そんな冗談は置いておくにしても、それを受けて、その時の私はこう結論している。

「しかし、そうは言っても可愛い子を自分の横におきたいと言うのは人情であり、その時のボクも人情と正義感の間で葛藤したに違いない。人間の心の中で一番ストレスとなるのは『葛藤』らしい。このときのボクにも多分クラス決めはストレスであり、そうした心の汗が今頃になって夢に登場したのだろう。」

はい、次に行きましょう。

第5夜 旅行記

いつもより垂れ流し気味。

あらすじ;日本から海外に→(?)→金属の網上。揺れるビル上で匍匐前進(若者+俺)、右側に道路があり、中々の高さ→別の揺れるビルで(+老夫婦)と→菱田さんちへ団体で(犬がうろつく)→?→父と河泳ぎと失敗→粗末なところに住む天女と付き人の爺→昆虫喰らい→船で帰って、中国人街をうろつくいたのか(?)→中国人街の意外な事実(中国人と郊外で会食)→空港封鎖?→エスカレータ下のトイレ(父の会社付属か、中国か。)→日本地図が出てきて、誰に味方するか問われ、父がいるので武田信玄を選ぶ→武田の部下の役職を決める。(汚れ役は汚所、とかの表記)→現地視察するも、何となく覇気が無い→(?)→覚醒


・川を父と

 父と超小型モーターボート(抱えられるぐらいの大きさ)で、川をどこかへ向かう。川の流れが結構早いが、父は何故か超小型モーターボートを降りて、上半身裸の夏の海水浴客のような姿で海に飛び込み泳ぎ始めた。私はボートのエンジンを切って、それに捕まりながら父を追いかけるが、父に追いつけずに、河の流れの中で泳ぎ続ける不安から、中州のように盛り上がっているところで立ち止まる。この川は日本海のように波荒く、外国の大河ぐらいの川幅は優にある。

 ちょっとすると、左手の方向に禿頭の中年を含む漁師らしい一行が現れる。私がハゲたおっさんに川で目的地まで行く方法を聞くと、彼は「この川は流れが早いから、自力で泳いでいくのは危険だべ。この時期になると、下流から鮭が遡上してくるから、それに捕まって目的地に行くしかないべ。」と返してくれた。しかし、父がすでに言ってしまっている状況で鮭が来るまで待つなど非現実的だ。この情報は役に立たないな、と思った。

 私は去り行くおっさん達を尻目に、少し遠くに行ってしまった父にどうしたら良いか伺ってみた。すると父は遠くから「モーターボートのエンジンをかけて、それに跨っていけばいいじゃないか。」と言う。なるほど、とその指示にしたがってモーターボートに跨ってエンジンを掛けようと試みるが掛からない。もう一度試してみると、今度はエンジンがかかった。ボートに跨り、川の上をかっとんで行くと、前方に川の中にぽつねんと浮かぶ少し大きめの竪穴式住居が見えた。モーターボートの行く先をコントロールできない私は避けることができず、そこに突っ込んでしまった。幸い、その屋根は柔らかかったので私に怪我は無かったが、視界が暗転し、意識を失ってしまった。

 意識を取り戻すと、住居の中らしきところで4人で炉を囲んでいた。炉といっても原始人が作ったような石で火を囲んだレベルの原始的な代物で、それを父と私、乙姫風の格好をした美少女、白ヒゲ面の爺の4人で囲っていた。乙姫と爺は炉を使って料理を作ってくれている。その料理は芋虫などが素材となっており、乙姫と爺が作るには似つかわしくない大変見た目がグロテスクなものだったが、食べてみると意外にとても美味だった。

 彼らの作った料理をご馳走になりながら、乙姫らしき少女と話をすると、どうやら、乙姫らしき少女は実際に乙姫なのだとか。「この衣装は川を渡る時のアレ。」等と説明され、妙に納得してしまった。

・中国人と空港封鎖

 気づくと、空港の前にある中華料理店らしき所で、また食事をしていた。同じくテーブルを囲むのは4人で、父と私に加えもう二人いた。一人はラストエンペラー風の衣装を着た少年で、実際に皇帝か何かなのだろうか、異様なオーラを放っている。もう一人は、その父親らしき人物だった。私たちはその二人と中華料理を食べていたのだが、私の内に唐突に少年に対して疑問が湧き上がったので、思ったままを少年に言ってみた。

「ここらへんの人にしては、少年なのに鞭を打たれずにいい身なりだね。中国人街の人はけっこう豊かなんだろうね。」

 少年は私の言ったことの意味が分からなかったのかポカーンと口をあけて私を見ていた。

 ふと、目を空港方面に向けると、空港を政府軍が封鎖していた。軍用トラックが次々と空港に向かい、軍が空港を封鎖していく様子を見ていると、日本へ帰れるのか不安になった。

【夢分析】
あらすじを見る限り、本当はもっと夢が続いていたのだろうが、途中で書いて飽きたのか続きを書くのを忘れたのか、ともかく最後まで書かなかったようだ。

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